オブジェクト指向プログラミングがどういったもので、どういうときに役に立つのかについて解説します。

多くの初学者はプログラミングを始めて手続き型の記述に慣れた頃、オブジェクト指向プログラミングに出会います。
クラスやオブジェクトといった用語を学び、オブジェクト指向プログラミングの機能を実際に記述して体感します。
そして、混乱に陥ります。
なぜなら、オブジェクト指向プログラミングを活用することで何が嬉しいのか、機能を体験しただけでは理解できないからです。

道具を使いこなすには、それがなんであるかを学ぶと同時に、その目的を知らねばなりません。
目的を知らずに道具を扱えば、よく切れる包丁で紙を切るといったおかしな事態が起きてしまいます。

本トークでは、オブジェクト指向プログラミングがどういったもので何ができるかを解説するのと同時に、どうしてそれが必要なのかについてを解説します。

※本トークがカバーする範囲はクラスによるカプセル化とサブタイプポリモーフィズムまでです

■トーク対象
- プログラミング初学者(条件分岐まで理解している)
- オブジェクト指向プログラミングの使いどころが分からない方

Comments

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mikumo at 19:29 on 2 Oct 2021

初学者対象のセッションを興味本位で覗いてみたんですが、予想に反し大当たりの素晴らしいプレゼンでした。
発表者のトーク、スピード、スライド内容、参加者の反応の拾い方、こういうプレゼンを真似したいと思うような見事なものでした。

内容も初学者が挫折しがちなオブジェクト指向の入門編ということで、わかり易く説明するのが難しい題材をみごとに説明しきったと思います。
中級者以上の方でも初学者に説明するプレゼン方法として非常に参考になるかと思います。
PHPer 以外の開発者にも是非聞いてほしいプレゼンです。