PHPのメジャーバージョンアップは変更点が多く、歴史が長くコードベースの大きなサービスでは対応に手間が掛かることが度々発生します。
弊社ではPHPのEOLを避けつつサービスの品質を担保するために、PHPのメジャーバージョンアップを2年に1回は必ず行っています。
そのため、今年EOLを迎えるPHP7.3からPHP8.0へのバージョンアップを行いました。
今回、対象となったサービスは2008年から続いてるレガシーシステムであることと、PHP8.0の変更点が多いことが重なり過去にないレベルの修正が必要となりました。
PHP8に対応するあたり発生する、次のような課題と、それに対する解決事例をご紹介します。
・影響範囲の調査と対応範囲の検討
・後方互換性の無い変更に対する対応
・静的チェックが難しい変更点に対する対応
・品質担保
息の長いサービスがPHP8対応する際に注意すべき点、大きな課題を発見した際にどのように解決したのかを具体的に紹介します。
これからPHP8対応を行う方々の一助となれば幸いです。

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