私はこの数ヶ月、趣味プロジェクトとして、1990年代にアーケードゲームやハイエンドパソコンで輝きを放ったYAMAHAのFM音源チップ、YM2151を制御するためのハードウェアとソフトウェアの開発をしています。

こう言うと難しく聞こえるかもしれませんが、実はハードウェアの世界にも私たちソフトウェアエンジニアが「API」や「プロトコル」と呼びそうな決まりがあり、その決まりに従って音源チップに命令を与えることで音を鳴らすことができるのです。

このトークでは私が開発しているYM2151制御ハードウェア・ソフトウェアを題材に、コンピュータシステムの周辺ハードウェアがどの様に制御されるか、そしてその制御をソフトウェア的にどの様にするかを解説します。もちろん制御ソフトウェアはPHPで書いていますのでPHPerのみなさんであればスッと読めると思います。

このトークを通じてコンピュータシステムの動作について興味を持っていただく方が増えることを期待しています!

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PHPで信号処理なんてできるわけないじゃん、って思っていましたが、案外できるんですね。
メモリマップドIO、という仕組みがあるのは知りませんでした。
波形レベルでの比較も分かり易かったです。

ハードウェアの制御の部分の説明は、Lチカレベルで止まっている自分にはありがたかったです。
YouTubeのチャンネル(hak & tomzoh)も見てみようと思います。